INTERVIEW
設計から生産、製造まで新製品の
立ち上げに関わって一貫したKVK
のものづくりを極めたいです。
生産技術部 
2009年入社
新製品の製造工程を考えるのが仕事。
幅広い知識が求められます。
生産技術部で新製品の立ち上げに関わっています。開発部が作成した新製品の図面から製造工程を考えるのが主な仕事です。ただ図面通りに仕上げればいいというわけではなく「部品は加工しやすいか」「品質は守れているか」「組み付けに不具合は起きないだろうか」「コストがかかりすぎないだろうか」など、あらゆる面から製造工程を考え、最適な製品づくりを目指しています。こうした検証によっては、開発部に図面の変更を依頼したり、製造現場に組み立てやすさを相談したりすることも。あらゆる部署と関わりながら仕事を進めているので、技術者と言ってもコミュニケーション能力は必須。さらに幅広い知識も必要です。私の場合、入社当初は製造部門で機械加工工程を経験した後、金型部門で樹脂製品や鋳物製品などの金型の設計・製作に関わりました。おかげで開発部が作成した図面から「ここに不具合が起きるかもしれない」と想定することができます。社内では研修や勉強会への参加にも積極的で、私も先日、メッキに関する社外研修を受講しました。材質の知識を、より良い製品づくりに役立てていきたいです。
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海外生産に関わって
改めて私たちのモノづくりを見直しました。
KVKは中国・大連やフィリピンにも工場を持ち、現地生産にも力を入れています。フィリピンでの新製品の立ち上げに関わった時は、国内生産との違いに戸惑いました。必要な設備・治工具などを船便で送るのに1ヶ月を要しますので、通常より早く準備しなければならない上に、万が一、現地で不具合が起きた場合は国内のように素早い対応が難しくなります。あらゆる工程を見直し、私たちが当たり前だと思っている作業ですら「これで大丈夫だろうか」と再考しました。性格的にも慎重派でコツコツ努力するのが好きなタイプ。設計では何度も見直す癖があり、それが今回の仕事に生かされました。通常よりも時間がかかってしまいましたが、これまでの固定概念にとらわれず私たちの製品づくりを改めて考える機会になり、この経験が今後の海外生産に役立てられると思います。
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自働化とデザイン性を追求。
KVKにはまだまだ可能性を感じます。
これからは製造工程の自働化にも積極的に関わっていきたいです。その目的は効率化。そのためにAI技術を勉強するとともに、再度、製造工程をしっかり見直すことが必要だと思っています。効率化のためには、単に自働化設備を導入するだけでなく、今、人が行なっている作業に無駄がないか検証することも大切です。作業やコストの負担を減らすことで、私たちのモノづくりの可能性はまだまだ広がります。さらにこれから入社する人には、開発の力を期待したいです。水栓金具のデザインは似ているものが多く、バリエーションが多いとは言えません。その中で秀でた製品デザインを提案することができれば、暮らしにも彩りを与えられると思います。KVKはやりたいと思うことを応援してくれて、そのために必要なことは何でも教えてくれる会社です。1つの仕事にも「何のためにやっているのか」を考えながら行うと、そこで得た知識やノウハウが他の仕事でも生かせるようになります。何事にも「やってみたい！」という気持ちを持って！自分の仕事の先にある可能性を見つけられる人ならこの会社で大いに活躍できると思います。
続きを読むアウトドアを楽しんでいます。
アウトドアを楽しんでいます。
田舎育ちなので自然が大好き。休日はキャンプや釣りなどを楽しんでいます。夏から秋にかけては渓流釣りにハマっていて、最近は登山も始めました。職場の上司とも仲良しで、マイホームを購入するときには親身になって相談に乗ってもらい、本当に助かりました。
1日のスケジュール
8:27 ラジオ体操
8:30
新製品の見積り、設備、治工具の設計・検討
日々、さまざまな新製品の見積り依頼がくるため組立方法、治工具など頭の中でいろいろイメージをしています。なので、たまにイメージし過ぎて変な動きをしていることも・・・。
11:45
昼食
昼食は主に妻が作ってくれる弁当を食べています。また、週一回ぐらい近隣の飲食店に上司や、先輩後輩、同僚と一緒にご飯を食べに行って、楽しい昼食時間を過ごしています。
12:30
新製品の工程検討。他部署と打合せ
年齢など関係なく、さまざまな意見を出し合い、より良いもの作れるようしています。
15:00
新製品の試組、量試立ち合い
実際の作業に立ち合い、作業性や不具合がないか作業者の意見を大切にしながら確認を行っています。
