水栓のお手入れ方法

お手入れの準備

水栓金具は毎日のほんのちょっとのお手入れできれいがずっと長持ちします。あなたの素敵な水まわり空間のために、ぜひお役に立ててください。

洗剤・掃除道具

洗剤
  • ・浴室用中性洗剤
金属についたしつこい汚れの時のみ使用
  • ・歯磨き粉
  • ・クリームクレンザー

歯磨き粉やクリームクレンザーを使用する場合は、めっきを傷めやすいので十分注意して磨いてください。

掃除道具
  • ・スポンジ
  • ・柔らかい布
  • ・ペーパータオル
  • ・ゴム手袋
使用してはいけない洗剤・掃除道具
  • ・カビトリ剤
  • ・酸性系・アルカリ性系・塩素系洗剤
  • ・シンナー、アセトン、ベンジン、金属たわし
  • ・スポンジ裏面の固い部分

水栓には樹脂部品が多く使用されているため、カビトリ剤、酸性系・アルカリ性系・塩素系洗剤、シンナー、アセトン、ベンジンなどは使用しないでください。また、金属たわしやスポンジの裏面の硬い部分などは外観が傷つくおそれがありますので使用しないでください。

お手入れの頻度による掃除種類

毎日のお掃除

水滴を残したままにしておくと、それがもとですぐに鈍くくすんできてしまいますので、入浴の後、乾いたタオルなどでから拭きして水分を取っておきましょう。
そうすれば、いつまでもきれいなまま保てるだけでなく、さびなどもつきにくくなります。

毎日のお掃除に、弊社の蛇口清掃用クロスもあります。

品名 蛇口清掃クロス
価格 ¥580(税込 ¥638)
使用場所 蛇口のメッキ部分、流し台、ステンレス台、タイル壁、食器戸棚、冷蔵庫、電化製品 など、キッチン・お風呂・洗面所まわりに。
使用方法 使いやすいサイズに折りたたんで水にぬらし、かたくしぼって拭いてください。力を入れず、軽く拭くだけで効果があらわれます。
週に1度のお掃除
(水栓金具の本体の場合)

浴室用中性洗剤をスポンジや柔らかい布につけ、なで洗いしてください。スポンジでは洗いにくい細かいところなどは使用済み歯ブラシを使用すると洗いやすいでしょう。ただし、力を入れすぎると傷つけてしまう恐れがありますので、やさしく洗ってください。

(シャワーヘッドやホースの場合)

シャワーヘッドやホースに付いた水あかや石鹸かすは、浴室用中性洗剤をスポンジにとり、擦り洗いします。ホースはスポンジで包み込むようにして洗ってください。水栓の裏側も忘れずに洗いましょう。

(しつこい汚れの場合)

金属部分にこびりついた石鹸かすやサビなどは、歯磨き粉を使用済み歯ブラシや布につけて傷つけないよう、やさしく磨きます。それでもとれない場合はクリームクレンザーをつけて磨きますが、めっきを傷めやすいので注意してください。
磨いた後は水で洗剤分をしっかりと洗い流し、から拭きして水分を取り除いておきます。

月に1度のお掃除
(シャワーホースのカビ落とし)

白いゴムホースは黒いカビや汚れが付着すると落ちにくくなります。浴室用中性洗剤を含ませたペーパータオルを貼り付け、20~30分置いた後、ペーパータオルで汚れを軽く擦り落とします。
それでもまだ汚れが落ちない場合は、使用済み歯ブラシに歯磨き粉をつけて軽く擦って汚れを落とします。
最後に洗剤分が残らないよう十分に水洗いします。
(注)洗剤分がホースに残らないようにご注意ください。また、洗剤のついたペーパータオルが床につかないようにご注意ください。

3ヶ月に1度のお掃除

シャワーの散水板のお掃除
シャワーの散水板の穴が汚れると水の出が悪くなることがあります。
シャワーヘッドによりお掃除の方法が異なります。

(一般的なシャワーヘッドの場合)

1.散水板をシャワーヘッドから取り外します。
(ねじがあるものはねじを回し、ないものは全体を左に回して外します。)

2.穴につまった汚れを使用済み歯ブラシでこすって落とします。

3.散水板の掃除を行ったあとも汚れが取れない場合は、散水板の穴をマチ針などで突き刺し、目詰まりを取り除きます。
(注)マチ針を使用の際は先端を折らないようにご注意ください。

4.元の位置に戻します。
(注)散水板がビス止めのものは、ビスの締め過ぎにご注意ください。

(メッキシャワーヘッドの場合)

1.シャワーフェイスの凹部に工具(同梱)の凸部を合わせます。

2.工具をつかんで、シャワーフェイスに押さえ付けながら左に回してシャワーフェイスを外し、Oリング(小)とストレーナ(2枚)を取り出します。
※Oリング(大)は外しません。

3.ストレーナをブラシで水洗いします。

4.シャワーフェイスの散水穴を針などで清掃します。

5.清掃が終わったら以下の手順で組付けてください。

5.-1Oリング(大)が外れてしまった場合、Oリング(大)を確実に奥まではめます。

5.-2シャワーフェイスにストレーナとOリング(小)を入れます。

5.-3ストレーナとOリング(小)が落ちない様に、シャワーフェイスを下からシャワーヘッド本体にねじ込みます。

5.-4シャワーフェイスが「コツン」と当たる所まで締め込んでください。
※シャワーフェイスが手で締め込めない場合は、同梱の工具を使用してください。

6ヶ月に1度のお掃除

吐水パイプのストレーナのお掃除
ゴミがつまると吐水量が減ったり、きれいに流れなくなったりしますので、定期的に清掃してください。
お掃除の方法はこちらをご覧ください。

1年に1度のお掃除

本体のストレーナのお掃除
ストレーナにゴミがつまると、吐水量が減ったり、希望する湯温にならない場合があります。
お掃除の方法はこちらをご覧ください。